悪い習慣をやめる効果
整理は基本的に「物を捨てる」という行動が必要です。
それだと「もったいない」と感じる人も多くいます。
で、整理がすすまない・・
今回は少し違う視点で物を減らす方法をお話しします。
多くの人は、悪い習慣だなと感じている毎日の日課があります。
それを一つだけやめてみてください。
例えば、「夜にお菓子を食べる」をやめる場合。
夜にお菓子を食べるのは、手の届く範囲にお菓子があるからです。
それなら、お菓子を買わないようにする、というのも一つです。
すると、「お菓子」が家からなくなりますよね。
実は習慣の多くが「物」と密接に関係しています。
だから、ひとつ習慣をやめると物が減ります。
もちろん、物が減らない習慣もありますが、それは大丈夫です。
物が減らなくても、時間の余裕ができるケースがほとんど。
その時間を整理の習慣に変えてもいいでしょう。
で、今回の場合、悪い習慣を完全にやめる必要もありません。
少しだけでも何らかの結果がでたら、どんどん行動が変わっていきます。
どんどん行動してれば、悪い習慣もなくなっていきます。
簡単なのにできない理由
書店には整理の本が沢山置いてあります。
で、どの本にも書いてあることがコレ。
「使っている物と使っていない物に分ける」
これが整理のファーストステップです。
イメージしてもらえばわかるけど、とても簡単です。
でも、これでも出来ない人がいます。
その理由は、「その人にとって難しいから」です。
人によって得意なこと、苦手なことは違います。
今から整理を始める人は、基本的に初心者。
だから、もし難しいのであれば難易度を下げましょう。
では、どうやって難易度を下げるのか?
これが難しい人は、変なことまで考えてしまう癖があります。
- 使っているけど捨てたいなぁ。
- 全然使ってないけど想い出がある。
- 今は趣味じゃないけど、好きになるかも。
こうやって色々と考えしまうんですね。
だから、もっと頭を使わないようにします。
その分け方がコレ。
「絶対にいらない物だけ移動する」
これだと、少しでも悩んだら移動してはいけません。
即答で「いらない!」と思うものだけ移動します。
これだと確実に物が減りますよね。
結果、一つしか絶対いらない物がない、ということもあります。
それでも、オッケーです。
ゆっくりでも確実に整理は進んでますからね。
少しでも進めば、どんどん整理のスピードもあがります。
整理ができない人は、一度やってみてください。
どうしても整理が手につかない人の対処法
整理は大事。
だけど、面倒なのは間違いありません。
そもそも部屋が片付いてない人は、整理に慣れていません。
だから、いくら頑張って整理を初めても挫折する人がいます。
「今日はいいか!」と甘える日にちが少しづつ増えていくわけです。
これは、僕自身にも同じことが言えます。
だから出来るだけ、整理を習慣化するようにしています。
そのとき、心掛けていることがあります。
それは、「簡単なことから始める」
これは運動やスポーツでも同じです。
普段、運動しない人がいきなり3キロ走るのを日課にするのは無理があります。
だから、ストレッチだけをする。
「ストレッチを3分だけしよう!」
そうすればモチベーションが低いときでも、挫折しにくくなります。
人は面倒なことでも、少し手をつけたら結構やる気がでてきます。
(これを、心理学で「作業興奮」といいます。)
なので、ストレッチを終わったからウォーキングをしよう!
身体があったまったから、ランニングしよう!って、なります。
整理の場合も簡単なことから始めましょう。
いきなりクローゼットから始めず、引き出しの1段目だけする。とかね。
僕がお薦めするのは、パソコンや携帯のデータ整理です。
いらないファイルや写真を消していくとか。
これも情報の整理です。片手でソファで寝ながらできるのでお薦めです。
「どうすれば、挫折せずに習慣化できるか?」
あなたも一度考えてみてください。
木を見て森を見ず
ほけんの窓口って知ってますか?
昨日は、時間ができたのでちょっと寄ってきました。
というのも僕は新婚さんなので保険を見直そうと思ったんです。
実はこれまでも、色んな営業マンから保険の話は聞いてました。
でも、「保険かー。それ必要かなぁ。」と思ってました。
しかし、昨日は違いました。
「あーそういう見方があるのか!」
と、担当さんの話にとても納得できたのです。
では今までの営業マンと、ほけんの窓口の担当さんは何が違ったのか?
それは・・・
「視点の違い」
実は今までの営業マンは、保険会社の外交員。
つまり、紹介する商品が決まっているんです。
だから、どうしても商品の説明ばかりになるんです。
でも、ほけんの窓口は保険の商品を各企業取り扱っています。
そのため、お客さんの話を聞いたうえで、合った商品をお薦めします。
商品が中心なのか。お客さんが中心なのか。
当然、後者のほうがよりお客さんに合ったサービスが提供できます。
これは、リフォーム業界でも同じ。
リフォーム屋が売るのは、あくまでもリフォームです。
でも、お客さんの話を聞いていたら本当に必要なのは違う・・・
さて、あなたに必要なもの何でしょうか?
PS. 僕とほけんの窓口に利害関係は一切ございません。(念のため)
他人と比べたら整理は失敗する
さて、整理は進んでいますか?
少しづつでも進んでたらオッケーです。
塵も積もれば・・でいつかはスッキリした部屋になります。
でも、まったく進んでいないなら問題。
整理は簡単なスキルだけど、挫折する人も多くいます。
その原因はたくさんあるんだけど。
今回はその原因の一つをお話しします。
それは「他人と比べること」
多くの人は、整理をするキッカケが雑誌やテレビの影響です。
- 断捨離をして物がない生活をしている。
- シンプルライフで優雅に田舎暮らし。
- 生活感がなく、オシャレな家具を置いている。
多くの雑誌では、こういった生活を特集しています。
僕はリフォームの仕事をしてるので、こういった生活をしたい!
といったお客さんにも出会います。
でも、本当にこういった生活がしたいのでしょうか?
もし、自分の本音がこういった生活なら挫折することはありません。
なんとしても、物を減らしていくでしょう。
でも・・
- 実際は洋服も色んなテイストで着たい。
- TVの前でこたつに入ってくつろぎたい。
- 掃除を楽にしたいだけでオシャレには興味ない。
というのが本音なら話は違います。
どうしても、ネットがあるので色んな情報が入ってきます。
それで自分の本音を見失うことはよくあります。
整理は「自分の価値観」と向き合うこと。
そして自分のペースで、必要な物だけ残していきます。
他人にとって価値のない物も沢山あります。
でも、それが本当の整理です。
他人の価値観が入ると、整理の目的を見失います。
くれぐれも、他人の悪い影響を受けないようにしましょう。
121時間の無駄遣い
さて整理しよう、整理しようと思っても中々進まないものです。
その原因として、「なぜ」整理しないといけないのか?
という疑問を落とし込めていないのも一つの要因。
では今回は整理のメリット「時間的な効果」のお話をします。
整理をするとなぜ時間的な効果があるかわかりますか?
探しものが減る?そう、その通りです。
例えば、4人家族で計算してみます。
1人当たり毎日5分探しものをした場合・・
5分×4人×365日=7300分
時間に直すと・・・121時間です。
年間でいうと121時間のロス。
うーん、もったいない。
この121時間で何ができるでしょうか?
この時間を整理することに充ててみませんか?
たった5分の整理でも1年後は見違えるほど部屋がスッキリするはずです。
そうなれば、次はこの5分で収納を考えて実践してみましょう。
たった5分の習慣でも、2年後は洗練された部屋の出来上がり。
たった5分だから誰でもすぐに取り掛かれます。
習慣化するにはお薦めの時間です。
整理が進まない・・という人は、整理の時間的効果をもう一度考えてみましょう。
整理するメリットは思っている以上に大きいですよ。
整理のゴールは決めてる?
さて今回は、当たり前なのにあまり決まってない話。
タイトルの通り、整理の最終ゴールです。
マラソンが42.195キロで終わるのに対して、
整理は自分でゴールを決めないと終わりがない作業です。
他の人が決めてくれるわけじゃありません。
もしゴールがないと、どんどん捨てないとという欲が強くなる。
もしくは、自分に甘くなってあまり片付かない。
という状況になります。
なので、整理をする前にはゴールを決めないといけません。
その際、ゴール設定にはコツがあります。
この2点は抑えておいてください。
- いつまでに整理するか
- どんな状況にするか
いつまでにという期日を決めることは最も重要です。
人間は面倒くさがる生き物なので、期日がないと延々とダラダラします。
これは振り返ってもわかると思います。
(例えば夏休みの宿題とかね!ギリギリまでしない人いますよね?)
次はどんな状況にするか、です。
これは出来るだけ具体的に決めたほうが良いですね。
例えば、ルンバを使える部屋にする、とかです。
つまり、床に何も物を置かない状況をつくる、ですね。
期日と状況のゴールが決まれば逆算するだけです。
もし、この2つが決まってないなら、一度考えてみましょう。
PS. ・・・といっても、この2つだけでは挫折する人もいます。
その話はいずれしていこうと思います。