専門家でも信用できない?
「整理してモノを減らしましょー!」
昨日の記事の話ですが、この言葉は誰が言ったのか?
実はテレビに出演していた整理のプロの言葉。
この言葉自体は完全に間違ってないですが、正しい言葉ではありません。
そんな言葉をプロが言っていた・・・
実はプロが間違っていることは多々あります。
特に整理のジャンルは、人の数だけ価値観があるのでプロの視点を押しつける、
というのは非常に危険です。
例えば、これはある整理本の一コマ。
読書家で本を大量に持つ旦那さん。
プロは本が並んでいるのを見ていいました。
「このタイトルが似た本、いっぱいありますね。
こんなに同じような本が必要ですか?」
「いや・・あの。まぁ作者が違うので若干意味合いとかが・・」
こんなやり取りの後で、似たような本は処分という形になりました。
結果、この旦那さんは大量に本を処分したわけです。
旦那さんは大量に本を捨てても、生活が変わることなく満足したそうです。
・・・この話自体、旦那さんが満足したなら成功した話です。
とはいえ、僕が本を読んだ印象は違いました。
それはプロに「本=情報を得るもの」という価値観が固まっていたからです。
少なくとも、あの整理本を読んだ人は内容を鵜呑みにして整理に取組むはずです。
それは「本=情報を得るもの」という価値観の人なら良いでしょう。
でも、その価値観じゃない人に対するアプローチとしては間違ってます。
僕は本自体を「本=対話するもの」という認識なので、同じような本でも作者が違えば別物です。一度読めば終わり、ではなく何度も読み返すもの。
これは本の例ですが、服にしても同じです。
同じような服に見えても、少し形が違えば全く別物に見える人がいます。
つまり、整理は価値観に合わせて手段を変える必要があります。
あなたの価値観に合った整理はどんな方法でしょうか?
専門家を完全に信用せず、色んな視点でアプローチしてみましょう。